三国与太噺 season3

『三国志演義』や、吉川英治『三国志』や、日本の関帝廟なんかに興味があります。

30年に一度の三国志ブーム

 特にちゃんと調べたわけでなく、卒論をやっとる時にそんな印象を受けただけなので、マヤの予言みたいな感じで読んでいただきたいのですが(・ω・)


 スタートは1840年頃、天保年間の『絵本通俗三国志』の刊行です。


 その30年後の1870〜80年代、明治10年代には活字印刷による『通俗三国志』の刊行が相次ぎました。


 その30年後の1910年代、明治40年代には日露戦争に触発されたと思われる『通俗三国志』などのブームがありました。幸田露伴や久保天随が有力な「三国志」訳本を出版しました。


 その30年後の1940年代、昭和10年代には日中戦争に触発されたと思われる「三国志」ブームがありました。吉川英治や村上知行が新たな「三国志」訳本を出版しました。


 その30年後の1970年代、昭和40年代には横山光輝柴田錬三郎らが『吉川三国志』を受けて新たな「三国志」創作をしました。


 その30年後の2000年代、平成10年代には、なにかありましたっけ(・ω・)