甄洛の立場は?
あけましておめでとうございます。
昨年は曹叡をディスったり『三国志演義』に傾倒したりした一年でしたが、本年も変わらずがんばって曹叡していきたいと思います。
もっか曹叡に関して興味があるのは、その母親である"甄洛"がその生前、曹丕の妻妾の中ではどの程度の地位であったかについてです*1。
一応、称号としては「夫人」であったらしいことが文帝紀や明帝紀から窺え、郭皇后に次ぐ地位を持ってはいました。
また曹沖が甄氏の女の子と合葬されたことからも、甄洛及び親族の甄氏がそれなりの重きを置かれていたことが分かります。
にも関わらず、曹叡は早々に後継者候補から外されてしまいました。
何故でしょうか?
今までは曹叡のプロフィールを中心に考えていましたが、次はその母親、甄洛が置かれた立場により詳しく注目したいと思います。