三国与太噺 season3

『三国志演義』や、吉川英治『三国志』や、日本の関帝廟なんかに興味があります。

三国志blog of the Feb

 2月に更新された三国志ブログさんのうち、僕が楽しいなと思ったものを集めました(・ω・)


「曹安」-今日も三国志日和(2/1)

 ものすっごい緻密なデータベースを作られているブログさんです。
 はじめは155〜284年の主な出来事を年ごとに記事にし、今はそれが終わったので人物ひとりひとりについて書いておられるところですね。列伝持ちの人物だけでなく、本当にひとりずつ書かれていくみたいなので、本当に果てしないですけど…(゚Д゚;)
 今後楽しみなブログさんです。
 ちなみに昨日で曹操の兄弟までが終わったようなので、たぶん次回からは曹丕の弟たちでしょう( ゚∀゚)キマシタワー

「『詩品』と曹一族」-私家版曹子建集ブログ(2/8)

 白馬王こと曹彪が『詩品』にランクインしてるってのもここのブログさんで知ってビックリしたんですけど、あの曹休の曾孫までとは(;゚Д゚)!
 つまり魏の曹氏は上品に曹植、中品に曹丕曹叡と曹肇、下品に曹操と曹彪と六人の名前を載せているのですね。

「眠れる墓の美女」-雲子春秋(2/18)

『神異録』より、甄洛の女官が隋末になって"生きて"発掘されたというお話です。
 これ、甄洛のライバルの郭皇后もそっくりのエピソードを持ってるじゃないですか。明帝紀の裴注に書いてあるアレ。生者を掘り起こすということだけでなく、その人が権力者に保護され、権力者の死後に後を追うように死んでしまう、という流れも一緒です。
 ただ甄洛は「埋めちゃう」側、郭皇后は「掘り起こす」側ですけど。

「曹氏と何氏」-てぃーえすのワードパッド(2/29)

 うるうの日に投稿された、『世説新語』より何晏が曹氏の養子になりかけたという話です。
 いわゆる異姓養子ですが、具体的にはどの辺の「異姓」がアウトなのでしょうね。
 劉封、陳矯、朱然などは母の実家姓へと養子入りするパターン、またこの何晏や何苗のように母の再婚先へと養子入りするパターン、などなど。前者の例は結構あるのでオッケーっぽいですけど、それでも陳矯が批難を受けたり、朱績が後に施姓に戻すなど、褒められることでもないのかもしれません。
 


 あれ、曹一族のことしかブクマしてない……(´゚ω゚`)