「貂蝉の最期」の系譜 −暫定バージョン
貂蝉って人は、もともと民間伝承出身で、しかも『三国志演義』でもって大きく取り上げられたということも加わって、作品によっていろんな人物像のバリエーションを持ってる人です。漢の忠臣であったり、呂布を慕う女性であったり、また関羽と深い仲になったり・・・
特に僕が興味をそそられるのは、その最期に関して、日本の「三国志」作品の中でもいろいろ違ってきてるってことです。
そこで、それぞれの作品の貂蝉退場を、こんな感じで、まず「長安で退場する(董卓誅殺後)」「徐州で退場する(呂布滅亡後)」「荊州で退場する(関羽敗死後)」という3つで分類してみました。
しかしなにぶん、日本の「三国志」作品には疎いものでして、うろ覚えであったりするところが多いです。
ぜひちょっと、他にもご存じの「貂蝉譚」があれば教えてください。